与えるのが先か、もらうのが先か。

手元になにもない時。
与えるのが先か。
もらうのが先か。

手元不如意であれば、もらう方を先にしなくては与えることはできません。
だから当然与えるのはあとになります。

そして、この時点で自分が「普通」から出られないことに気づく人はいないでしょう。
誤解がないように言っておくと、「普通」は悪いことではありません。

しかし、「普通」では良くて現状維持できるかどうか、おそらくそれも難しいでしょう。

多くの人は「普通」で「現状維持」を望みます。昨日と変わらない今日があれば、今日と変わらない明日が続く。そうやってずっと過ごしていけば、大過なく一生を終えられる、そう思っています。
ささやかな望みですが、この願いはほぼ、かないません。
これは自分は努力せず、お祈りして奇跡を待っていることと同じなのです。

少しでも良くしていこうという行為の積み重ねが、ようやく私達に今いる場所を保証してくれるのです。

ですので、最初の問いの答えはこうです。

まず与えるのが先。
まず他者のためになることをやってあげましょう。

与えるものがない? そんなことはありません。
今までの人生の中で手に入れたもの、自分では「大したものではない」と思っているものが、他者から見れば「大したもの」なのです。

私には思ってもいないほど価値がある。
このことを忘れないでください。