思いの力

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From another angle
Creative Commons License photo credit: Loozrboy

地球に文明を築いている生物は人間しかいません。

多様な生物の中から、文明を築くことができるものが1種類しか存在しないというのは不自然です。
圧倒的な力を持つ存在が頂点にいたとして、それよりも弱いけれども似たようなものが複数いたとしてもおかしくはありません。
ましてや人間はか弱い生物であったのですから、他の文明を持ちそうな種を全滅させる力があったとは考えられません。

逆に、文明を持とうと思ったのは人間だけだから、人間だけが文明を持ったのではないか、と考えることができます。
生きて子孫を残すことを目的とした他の生物にはなく、人間にだけ備わる力があったからこそ、文明を作る源になったのではないか、と。

その源とは、人が持つ思いの力、なのではないでしょうか。

新しく物事を興す時、あるいはうまくいっていない事業を立て直す時、もっとも大切なものがそこに参加する人々の思いである、と聞きます。
自分とともに人を奮い立たせ、成し遂げようとする思い、これが今まで文明を作り、新しい挑戦を続けられたエネルギー源と同じである。
そう考えると、いま必要なものが見えてくるような気がします。

徳不孤

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Creative Commons License photo credit: ValentinaM-

自坊・薬王寺の本堂に掛かっている額に「徳不孤」と書かれているものがある。
先代住職の光史僧正がこの額の前に座り、首をひねりつつ、「どういう意味だろう」と呟いていた。

論語にある「道徳のある者は孤立しない」という意味の言葉だそうだ。

論語 (岩波文庫) [文庫]

孔子の言葉の前で、光史が首をひねっていたわけだ。
お後がよろしいようで。

成功者と成功。

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Shadowlands
Creative Commons License photo credit: LearningLark

成功者のお話をうかがうと、成功するまでの筋道が見える。
筋道は後で振り返ったときに見える軌跡だ。
価値は軌跡にではなく、それを作り出したものにある。

それは点と点をつなぐ話である、とはこの動画を見ればわかる。

YouTube Preview Image

筋道があるから成功する、のではなく、役割を追い求めた先に成功がある。

必要なのは才能ではなく、自分の役割に出会うこと。行なうこと。そして、続けること。

「苦労するよ。苦労するってことはうまくってことだ。うまくいくよ。」

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bench.
Creative Commons License photo credit: TeryKats

「苦労するよ。苦労するってことはうまくってことだ。うまくいくよ。」

と、会社を登記する直前、山本印店店主・山本桃仙さんに言われた。

会社組織にして2年目。
この言葉に励まされ、救われているな、と感じる。

苦労には、必ず先に道がある。
最初は見えないかもしれないが、時間が経つにつれ、必ず現れてくる。
現れる直前が、一番つらい。
よく夜明け前に例えられる、一番の暗闇だ。
逆を言えば、もう耐えられないかも、と感じた時が底の底である。もう少し、辛抱してみよう。
辛い中でも諦めずに、明るくのんきにしていよう。
しかるべき時に、先へ進む道が見えるようになる。

苦労してでも続けていくから、うまくいく。

山本さんの言葉は、そういう意味が込められているのではないかと、感じている。